外壁塗装と言っても、塗料の種類によって効果や耐久年数が変わります。
外壁のタイプや依頼主の意向によっておすすめできるものも変わってくるのです。
今回は外壁塗装の塗料タイプについて見ていきましょう。
・無難なものは「シリコン」
インターネットで外壁塗装について調べると、悩んだ時はシリコンがおすすめとあります。
シリコンタイプの塗料は品質と価格のバランスが良いため、比較的提案しやすいものです。
塗料について調べると、色々なタイプがあるので「どれがいいの?」と悩む人も少なくありません。
外壁塗装のタイミングが10年を目安にしていると言われるのは、シリコンタイプの耐久年数が10年~15年と言われているからです。
塗料にはシリコンの他に「アクリル」「ウレタン」「フッ素」があります。
これらの中で良い順に並べると「フッ素」「シリコン」「ウレタン」「アクリル」となります。
しかし、アクリル塗料は滅多に使われることがないので基本的にはフッ素、シリコン、ウレタンのどれにするかになると思われます。
シリコンが良いと言われているのは、使われる頻度が高いものの中で真ん中に位置するからでしょう。
特別良いというわけでもありませんが、悪いというわけでもないという無難な塗料と言えます。
ちなみにアクリル塗料がプロの業者に使われにくいことには理由があります。
先述した4つの中で、アクリル塗料が一番価格が低いのです。
しかし価格が安いだけあって、耐久性が低いのです。
シリコンが10年~15年の耐久度であることに対して、アクリルは5年~7年です。
手軽に使える分、DIYなどでは活躍しますがプロの外壁塗装業者が使うには効果が期待できないのです。
近年は先述した4つ以外にもさまざまな塗料が使われるようになりました。
セラミック、光触媒、遮熱など価格が高い分、相応の効果も期待できるのです。
そのため、外壁塗装の塗料を選ぶ際は「自分がどんな効果を求めているか」を明確化しましょう。
早い頻度外壁塗装をするのであればアクリルでも問題はありません。
ただ「耐久度が欲しい」場合は相応の価格の塗料を選ぶことをおすすめします。
業者によって扱う塗料が変わってくるので、当社で扱っている塗料を知りたい方はご連絡ください。
家の大きさや外壁タイプによってもおすすめできる塗料が変わってくるのです。
耐久年数が変わることで費用も大きく変わってくるので、慎重にどの塗料にするのかを決めるようにしてください。